セミナー
お勉強に行ってきました。
赤松林太郎先生のピアノセミナー。
ショパンのワルツを題材とした、主にペダリングについての講座でした。
三拍子の曲でもワルツ・メヌエットがありコントルダンス・・・
これらの舞曲を踊るには身分階級の敷居があった!
ということからはじまり、
ペダリングによってこんなにも表現の可能性が広がる、
ピアノという楽器の奥深さを体感できました。
赤松先生がピアニストとして、クラシック音楽・歴史・文化・そしてピアノという楽器そのものに対峙しているような印象を受けました。命がけで。
第2部ではコンサートもあり、ファリャの「恋の魔術師」では、オーケストラの個々の楽器を彷彿させるタッチが素晴らしく、かつダイナミックな演奏で、ピアノがこんなにも様々な音色を奏でるものなのかと感動!
アンコールで弾かれた「献呈」では、ふと涙が出ました。
美しいもの見たり聴いたりして感動した時、様々な思いが駆け巡るものですね。
やっぱり音楽って素晴らしいな、と。そんな思いを共有したくて、今までピアノに携わってきたのだ、と改めて感じた瞬間でした。
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